明洞(ミョンドン)はソウルを代表するショッピングエリアとして知られていますが、実は何十年も地元の韓国人に愛されてきた老舗グルメの激戦区でもあります。今回は観光客向けの派手なお店ではなく、韓国人が本当に通っている実力店を5つ、住所や営業時間、価格帯などの実用情報とあわせてご紹介します。
明洞 グルメを選ぶ3つのポイント
今回のリストは、次の3つの基準で選んでいます。1つ目は数十年続く老舗であること。2つ目は観光客だけでなく地元客からも支持されていること。3つ目はメニューと価格が明確で、初めてでも安心して注文できることです。
1. 明洞餃子(ミョンドンギョジャ)本店 — カルグクスと餃子の元祖
1966年創業、60年近い歴史を誇るカルグクス(韓国式うどん)と餃子の名店です。明洞駅8番出口から徒歩約2分とアクセスも良く、地元客と観光客でいつも賑わっています。あっさりとした鶏ガラベースのスープと、肉汁たっぷりの手作り餃子が看板メニューです。
基本情報

- 住所:ソウル特別市中区明洞10キル29
- 営業時間:毎日10:30〜21:00(ラストオーダー20:30)
- 参考価格:カルグクス/ビビングクス各12,000ウォン前後、餃子13,000ウォン前後
- おすすめメニュー:カルグクス、水餃子
2. 河東館(ハドングァン)明洞本店 — 80年続く牛肉スープの名店
1939年創業という長い歴史を持つ、コムタン(牛肉スープ)専門店です。じっくりと煮込まれた透き通るスープと柔らかい牛肉が特徴で、食通の間でも評価が高いお店です。売り切れ次第閉店するスタイルのため、午後の遅い時間には売り切れてしまうこともあります。
基本情報

- 住所:ソウル特別市中区明洞9キル12
- 営業時間:月〜土曜7:00〜16:00(日曜定休)
- 参考価格:コムタン(並)13,000ウォン前後、(特)15,000ウォン前後
- おすすめメニュー:コムタン、スユク(茹で肉)
3. 永養センター(ヨンヤンセンター)本店 — 香ばしい丸鶏の直火焼き
60年以上の歴史を持つ、電気窯で焼き上げる丸鶏の炭火焼き専門店です。皮はパリッと香ばしく、中はジューシーな味わいで、参鶏湯(サムゲタン)も一緒に楽しめます。ランチタイムにはスープとサラダが付くセットメニューもあり、コストパフォーマンスも良好です。
基本情報

- 住所:ソウル特別市中区明洞2キル52
- 営業時間:毎日10:30〜22:30
- 参考価格:丸鶏の直火焼き(中)20,000ウォン前後、ランチセット15,000ウォン前後
- おすすめメニュー:電気窯焼き丸鶏、参鶏湯
4. 新世界(シンセゲ)トッポギ — 45年続く屋台グルメの伝説
1970年代から続く、明洞の路地に佇む小さなトッポギの屋台です。にんにくの効いたコクのある甘辛いソースが特徴で、地元テレビ番組でも度々紹介されている名物店です。餃子やおでん、スンデなども一緒に注文するのが定番の楽しみ方です。
基本情報

- 住所:ソウル特別市中区明洞9キル10
- 営業時間:毎日9:00〜18:00頃
- 参考価格:トッポギ1人前5,000ウォン前後、スンデ・おでん各3,000〜5,000ウォン前後
- おすすめメニュー:トッポギ、揚げ餃子
5. 明洞ポエム(POEM) — 1971年創業のあずきかき氷専門店
半世紀以上の歴史を持つ、明洞では数少ない老舗喫茶店です。ふわふわの氷に自家製あずきをたっぷりのせたパッピンス(あずきかき氷)が名物で、昔ながらのレトロな店内の雰囲気も魅力の一つです。食事の後のデザートや休憩スポットとしておすすめです。
基本情報

- 住所:ソウル特別市中区明洞4キル13
- 営業時間:曜日により異なる(おおむね10〜11時開店、23時閉店)
- 参考価格:パッピンス1万円台後半〜2万円台前半(ウォン建て、価格は変動あり)
- おすすめメニュー:パッピンス(あずきかき氷)
明洞 グルメ観光を楽しむコツ
老舗店の多くはクレジットカードが利用できますが、屋台や小さな食堂では現金のみの場合もあるため、少額の現金を用意しておくと安心です。また、昼食時(12時〜13時)と夕食時(18時〜19時)は行列ができやすいため、時間をずらして訪れるのがおすすめです。メニューに写真が無いお店では、店員に人気メニューを尋ねたり、隣の席の料理を指さして注文したりするのも一つの方法です。
なお、本記事の住所・営業時間・価格は執筆時点の情報です。店舗の都合により変更される場合がありますので、訪問前に最新情報をご確認いただくことをおすすめします。
明洞は徒歩圏内に個性豊かな名店が集まっているため、はしご巡りがしやすいのも魅力です。今回ご紹介した5店舗を参考に、地元韓国人に愛される本物の明洞 グルメをぜひ味わってみてください。