韓国焼肉マナー完全ガイド|注文・焼き方・サムギョプサルの食べ方を解説

韓国旅行で一度は食べたいサムギョプサルや韓牛。

でも実際に韓国の焼肉店へ入ると、「自分で焼く?」「店員さんが焼いている途中に触っていい?」「このおかずは無料?」など、日本の焼肉とは少し違う部分があります。

今回は韓国焼肉マナーとして、注文から食べ終わるまでに知っておきたいポイントを韓国人目線でまとめます。

韓国焼肉マナー

韓国の焼肉店では2人前から注文する店も多い

サムギョプサル店では、最初の注文を「2人前以上」としている店があります。

例えば、

삼겹살 2인분 주세요

と言えば「サムギョプサルを2人前ください」という意味です。

ただし、すべての韓国焼肉店が2人前必須というわけではありません。店舗や肉の種類によって最低注文数が異なるので、メニューの 2인분 이상 などの表示を確認しましょう。

店員さんが肉を焼き始めたら任せてOK

韓国焼肉で日本人旅行者が一番戸惑いやすいのがここ。

店によってはスタッフが肉を網に置き、ひっくり返し、ハサミで切り分けて食べ頃まで仕上げてくれます。韓国観光公社も、スタッフが肉を焼いてくれる焼肉店があると紹介しています。

スタッフが焼いている場合は、途中から自分で何度も触らず任せてしまって大丈夫です。

逆にセルフスタイルの店なら自分たちで焼きます。最初に周囲のテーブルを見ると分かりやすいでしょう。

生肉用のトングと食べる箸は分けよう

テーブルにはトングとキッチンバサミが置かれていることが多くあります。

生肉を網へ移すときはトングを使い、普段食べている箸で生肉を触らないほうが衛生的です。

肉が焼けたらハサミで食べやすい大きさに切り、それぞれの皿へ。

特に豚肉は中心まで十分に火が通っていることを確認してから食べましょう。

サンチュは好きな組み合わせで包めばOK

韓国焼肉らしい食べ方が、

쌈(サム)

です。

サンチュやエゴマの葉に肉をのせ、サムジャン、ニンニク、キムチなどを好みで加えて包みます。韓国観光公社も韓国焼肉文化の代表的な食べ方として葉野菜で肉を包むスタイルを紹介しています。

毎回サムにする必要はありません。

肉だけ食べても、キムチと合わせてもOK。韓国焼肉は「正しい一つの食べ方」より、自分好みの組み合わせを楽しむ料理です。

パンチャンは注文していなくても出てくる

肉を注文するとキムチ、ネギ和え、ニンニク、サンチュなど複数の小皿が並ぶことがあります。

これが韓国料理の 반찬(パンチャン)。

一般的な食堂では基本のおかずや水のおかわりに追加料金がかからないケースが多く、最近はセルフバー方式も増えています。

ただし、すべての追加料理が無料という意味ではありません。卵料理、チゲ、冷麺など別メニューは有料の場合があるので、メニューを確認してください。

セルフバーがあれば自分で取りに行く

셀프바

という表示があれば、サンチュやキムチなどを自分で取りに行く方式です。

店員さんに何度も頼む必要はありません。

最初から大量に持ってくるより、食べられる量だけ少しずつ追加するほうがスマートです。

網が焦げたら交換をお願いして大丈夫

肉を何度も焼いていると鉄板や網が焦げてくることがあります。

そんなときは、

불판 갈아 주세요

「鉄板を替えてください」

と伝えればOK。

焼肉店では珍しいお願いではありません。スタッフを呼ぶときはテーブルの呼び出しベルを押すか、

여기요

と言えば伝わります。韓国の飲食店では呼び出しベルが一般的に使われています。

韓国では器を持ち上げなくてOK

焼肉と一緒にご飯やチゲを注文した場合も、日本との違いがあります。

韓国ではご飯茶碗やスープの器を手に持ち上げず、テーブルに置いたままスプーンや箸を使うのが伝統的な食事マナーです。

ただし旅行者がうっかり器を持ったからといって大騒ぎになるような話ではありません。

文化の違いとして覚えておけば十分です。

焼肉の最後は冷麺や炒飯もおすすめ

韓国焼肉では肉だけで終わらないのも楽しみの一つ。

店によっては最後に、

냉면(ネンミョン)
冷麺

볶음밥(ポックンパプ)
炒飯

된장찌개(テンジャンチゲ)
味噌チゲ

などを追加します。

韓国観光公社も焼肉文化の楽しみとして、肉の後にチゲや炒飯を食べるスタイルを紹介しています。

最初から肉を注文しすぎず、最後の一品まで考えて量を調整するのがおすすめです。

韓国焼肉店でチップは必要?

基本的に必要ありません。

スタッフが肉を焼いてくれた場合でも、一般的な韓国の飲食店ではアメリカのように別途チップを支払う習慣はありません。韓国観光公社も飲食店でのチップは不要と案内しています。

提示された飲食代を支払えばOKです。

初めてならこれだけ覚えればOK

韓国焼肉マナーで特に重要なのは難しい作法ではありません。

最低注文数を確認する
スタッフが焼くなら任せる
生肉はトングで扱う
パンチャンはセルフバーも確認
サムは好きな組み合わせで食べる
必要ならベルや「여기요」で店員を呼ぶ
チップは基本不要

これだけ分かっていれば、初めての韓国焼肉でもかなり入りやすくなります。

「マナーを間違えないように」と緊張するより、焼きたての肉とパンチャンを自分好みに組み合わせて楽しむのが韓国焼肉の魅力です。

よくある質問

韓国のサムギョプサルは必ず2人前から?

店舗によります。最初の注文を2人前以上としている店はありますが、全店舗共通のルールではありません。

店員さんが肉を焼いてくれる場合は触らないほうがいい?

スタッフが調理を担当している店なら、基本的には任せてOKです。食べ頃になれば案内してくれることもあります。

パンチャンのおかわりは無料?

基本のおかずは無料で追加できる店が多く、セルフバー方式もあります。ただし追加料理や特別なおかずは有料の場合があります。

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