韓国旅行で伝統市場へ行くなら、ただ食べ歩くだけでは少しもったいありません。
韓国の市場には、昔のお金を模した「葉銭」で好きなおかずを買って自分だけのお弁当を作る体験や、小さな店を見比べながら買い物する楽しさがあります。
一方で外国人旅行者からすると、
「市場では値切ったほうがいい?」
「値札がなければどうする?」
「葉銭はどこで買う?」
など分かりにくいポイントもあります。
今回は韓国市場楽しみ方として、トンイン市場とクァンジャン市場を中心に実践的なコツを紹介します。

葉銭弁当があるのはトンイン市場
まず最初に間違えやすいポイント。
有名な「葉銭弁当」を体験できるのはトンイン市場です。
クァンジャン市場ではありません。
トンイン市場の中には「トシラクカフェ」があり、昔の硬貨をイメージした葉銭を購入し、対象店舗を回りながら好きなおかずを少量ずつ買えます。ソウル市公式観光情報でも現在このシステムが案内されています。
トンイン市場の葉銭弁当の使い方
利用方法は難しくありません。
① トシラクカフェへ行く
② 葉銭を購入する
③ 専用トレーを受け取る
④ 葉銭対応店舗を回る
⑤ 好きなおかずを葉銭で購入
⑥ カフェへ戻って食べる
葉銭1枚は500ウォン相当で、現在の観光公社案内では基本購入額は10,000ウォン・20枚から。余った葉銭は払い戻し可能と案内されています。現金だけでなくカードでの購入にも対応しています。
何を入れればいい?
トンイン市場で特に有名なのが、
キルムトッポッキ
油で炒めたタイプのトッポッキ
そのほかにも、
キンパ
チャプチェ
トッカルビ
マンドゥ
ジョン
韓国のおかず
など、葉銭対応店から少しずつ選べます。
普通のレストランでは一度に何種類も注文しにくいですが、葉銭弁当なら少量ずつ試せるのが一番の魅力です。
日本語メニューもスマホで確認できる
外国人旅行者にはここが便利。
韓国観光公社によると、トシラクカフェ内の店舗マップにあるQRコードから葉銭対応店を確認できます。
さらに一部店舗では「Menu Translation」のQRコードがあり、スマートフォンから日本語を含む翻訳メニューを確認できます。
韓国語が読めなくても、写真や翻訳メニューを見ながら比較しやすくなっています。
葉銭弁当は何時に行けばいい?
2026年9月現在のソウル公式観光情報では、トシラクカフェは平日11:00~15:00、週末は11:00~16:00が目安です。
最新ページでは月曜日と第3日曜日が休業日として案内されています。市場自体は店舗によって営業時間が異なります。
葉銭弁当が目的なら、夕方ではなく昼前~13時台くらいに訪れるのがおすすめです。
クァンジャン市場では値段を先に確認
一方のクァンジャン市場では、葉銭ではなく普通に注文・支払いをします。
ピンデトック、キンパ、カルグクス、ユッケなどのグルメで有名な市場です。2026年版のソウル公式ガイドでも代表的な伝統市場・グルメスポットとして紹介されています。
ここで大切なのが、座る前・注文する前に、
料理名
価格
量
を見ること。
特に複数の店で同じような料理を扱っているため、最初の店ですぐ注文せず一度周囲を見てもいいでしょう。
クァンジャン市場では食べ物を値切る?
基本的におすすめしません。
価格が書かれた屋台料理や飲食店で、
「5,000ウォンを4,000ウォンにして」
と値切るような文化ではありません。
特にクァンジャン市場では価格・量の透明性を高めるため、ソウル市がメニューに重量や数量を表示する取り組みを進めています。
つまり食事は表示価格を確認して注文すると考えるのが基本です.
では韓国市場で値切れるのは?
衣類、雑貨、アクセサリーなど、価格表示がない商品の場合は話が少し違います。
まずは、
얼마예요?
オルマエヨ?
=「いくらですか?」
と聞きます。
複数購入するときなどは、
조금 할인돼요?
チョグム ハリンデヨ?
=「少し安くなりますか?」
と軽く聞いてみる程度ならOK。
ただし値引きしてもらえるのが当然というわけではありません。
強引な値切りはしない
韓国の市場だからといって、
「最初は半額から交渉」
のような観光地向けバザール文化ではありません.
店員さんが断ったら、それ以上何度も交渉する必要はなし。
個人的には、
値札あり → その価格で買う
値札なし → まず価格を聞く
複数購入 → 軽く割引可能か聞く
くらいが一番自然です.
値段が不安ならすぐ買わず比較
これは市場でかなり使える方法です.
例えば雑貨を見て「高いのか安いのか分からない」と思ったら、その場で無理に買う必要はありません.
市場内を少し歩いて、似た商品がいくらで販売されているか確認してみましょう.
クァンジャン市場でも同じ料理は店舗ごとに量や構成が異なる場合があるため、価格だけではなく内容まで確認するのがポイント。ソウル市も価格と量を併記する制度を導入しています.
現金とカードは両方準備
韓国ではカード決済が広く使われていますが、伝統市場は大小さまざまな個人商店が集まっています.
そのため、
海外カード
+
少額の韓国ウォン
を両方用意しておくのがおすすめ.
特に小さな買い物や一部店舗では、自分が利用したい決済方法に対応していない可能性があります.
トンイン市場とクァンジャン市場はどっちがおすすめ?
目的がかなり違います.
| やりたいこと | おすすめ |
|---|---|
| 葉銭弁当 | トンイン市場 |
| 少量ずつ韓国料理 | トンイン市場 |
| 景福宮・西村と一緒に観光 | トンイン市場 |
| 有名な市場グルメ | クァンジャン市場 |
| ピンデトック・ユッケ | クァンジャン市場 |
| にぎやかな市場体験 | クァンジャン市場 |
| 初めての韓国市場 | どちらもおすすめ |
個人的には、韓国市場そのものの体験を楽しみたいならトンイン市場。
韓国グルメを目的にするならクァンジャン市場という選び方が分かりやすいです.
景福宮+トンイン市場コースもおすすめ
トンイン市場はキョンボックン駅から徒歩圏内にあります。
そのため、
午前:キョンボックン観光
↓
昼:トンイン市場で葉銭弁当
↓
午後:ソチョン散策・カフェ
というルートが作りやすいです.
ソウル市の2026年観光コースでも、キョンボックンからトンイン市場・ソチョンを続けて回るルートが紹介されています.
韓国市場で覚えておくと便利な韓国語
얼마예요?
いくらですか?
이거 주세요
これください
하나 주세요
一つください
카드 돼요?
カード使えますか?
조금 할인돼요?
少し割引できますか?
これだけでもかなり対応できます.
特に値切りより、まず値段を確認する韓国語を覚えるほうが旅行では役立ちます.
韓国市場で失敗しない5つのコツ
まとめると、
① 注文前に価格を見る
② 食べ物は基本的に値切らない
③ 値札のない雑貨は価格を先に聞く
④ 無理な値引き交渉をしない
⑤ 現金とカードの両方を準備する
この5つで十分です.
韓国市場楽しみ方で大切なのは「安く買うこと」だけではありません.
トンイン市場なら葉銭を使って自分だけのお弁当を作り、クァンジャン市場なら活気ある屋台を見ながら好きな韓国料理を選ぶ。
市場ごとの違いを楽しむほうが、旅行体験としてはずっと面白いです.
よくある質問
葉銭弁当はクァンジャン市場でもできる?
できません。代表的な葉銭弁当体験はトンイン市場のトシラクカフェで利用できます.
葉銭はいくら?
現在の韓国観光公社案内では1枚500ウォンで、10,000ウォン・20枚から購入する方式が案内されています.
韓国の市場では必ず値切る?
いいえ。価格表示のある飲食店・商品は表示価格で購入するのが基本です。値札がない雑貨などなら、まず価格を聞き、必要なら軽く割引可能か確認する程度がおすすめです.
トンイン市場はいつ行くのがおすすめ?
葉銭弁当が目的なら昼頃がおすすめです。2026年9月現在、トシラクカフェは平日11:00~15:00、週末11:00~16:00が目安です.
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